口の中をよく噛んでしまう!その原因と対策
「食事中に頬の内側を噛んでしまった」「舌を噛んで痛い思いをした」そんな経験はありませんか?一度噛むと傷や口内炎になり、何度も同じ場所を噛んでしまうこともあります。
今回は、口の中を噛んでしまう原因と、その対策についてご紹介します。
口の中を噛む主な原因
口の中を噛んでしまう原因はさまざまです。主な理由は以下の通りです。
歯並びや噛み合わせの問題
歯並びや、噛み合わせに問題があると、口の中を噛みやすくなります。
また、歯の欠損や親知らずの影響で噛み合わせが変わり、噛みやすくなることも。
疲れやストレス
疲れていたりストレスが溜まっていると、口の動きが鈍くなり、無意識に噛んでしまうことがあります。
オーラルフレイル(口の機能の衰え)
「うまく噛めない」「舌が動かしにくい」「食べこぼす」など、口の機能の衰え(=オーラルフレイル)も原因の一つ。年齢にかかわらず、お口周りの筋力低下などで起こることがあります。
体重の増加
体重の増加により、頬の内側が張り出し、噛みやすくなることがあります。
顎の不調
顎関節症など顎のトラブルで口の動きに制限がかかり、口の中を傷つけてしまうことがあります。
噛んでしまうのを防ぐには?予防のポイント
歯科医院での定期チェックを
定期的に歯科医院でチェックを受けることで、口のトラブルを予防することができます。必要に応じて、矯正治療や親知らずの抜歯、噛み合わせや入れ歯の調整などで改善できることもあります。
ストレス管理をする
十分な睡眠やリラックスタイム、軽い運動などで、心身のバランスを整えましょう。
食事中はゆっくりと
急いで食べると、口の中を噛みやすくなります。一口ずつ丁寧に、よく噛んで食べることを心がけましょう。
オーラルフレイル対策を
お口周りの筋肉を鍛えるトレーニングや、よく噛む習慣を意識することも予防につながります。加齢だけでなく、若い方でも意識しておきたいポイントです。
まとめ
今回は、口の中を噛んでしまう原因と対策についてご紹介しました。
一時的な場合は心配はいりませんが、頻繁に噛んでしまうようであれば、歯科医院でチェックを受けてみましょう。定期検診はこうしたお悩みの早期発見・予防にもつながります。
日常のちょっとした意識で、お口のトラブルを減らすことができます。健康なお口を守るために、できることから始めてみましょう。