2025年11月20日

入れ歯が痛いときは我慢しないで!原因と快適に使うための工夫

「せっかく作った入れ歯が痛い」「歯茎に当たって違和感がある」「長時間つけていられない」――そんなお悩みはありませんか?
入れ歯はお口にしっかり合っていれば快適に使えますが、少しのズレや変化でも痛みが出ることがあります。今回は、入れ歯が痛くなる原因と、快適に使い続けるためのポイントをご紹介します。

入れ歯が痛くなる主な原因

入れ歯の変形や傷

歯の痛み

長く使用しているうちに、入れ歯のバネがゆるんだり、小さなひびが入ったりすることがあります。こうしたわずかな不具合が、歯茎や頬の粘膜を刺激し、痛みの原因になります。

 

歯茎や骨の変化

加齢などが原因で、顎の骨や歯茎は少しずつ痩せていきます。すると、以前はぴったり合っていた入れ歯にすき間が生じ、噛むたびに動いて痛みが出ることがあります。

 

噛み合わせのズレ

入れ歯が合っていないと、噛み合わせにずれが生じ、力が一部の歯茎に集中することで痛みを引き起こすことがあります。

 

初めての入れ歯に慣れていない

新しい入れ歯はすぐにフィットするものではありません。使いながら少しずつお口に馴染ませ、必要に応じて調整を重ねていくことが大切です。

 

入れ歯の違和感や痛みを我慢しないで

歯のお悩み

「少し痛いけどそのうち慣れるかも」と放置してしまうと、歯茎が炎症を起こしたり、更なるトラブルに繋がる可能性も。違和感や痛みが続く場合は、会話や食事などの日常生活に支障をきたすこともあります。早めに歯科医院で調整を受けることが重要です。

 

快適に使い続けるためのポイント

定期的にチェックを受ける

入れ歯の検診

入れ歯は作って終わりではなく、使いながらのメンテナンスが欠かせません。歯科定期検診やクリーニングの際に噛み合わせや歯茎の状態も確認しましょう。

 

清潔に保つ

入れ歯を清潔に保つ

入れ歯は汚れが付きやすく、細菌の温床にもなります。専用ブラシや洗浄剤で毎日お手入れをし、清潔な状態を保ちましょう。

 

まとめ

今回は、入れ歯が痛くなる原因と、快適に使い続けるためのポイントをご紹介しました。

入れ歯が痛い・合わないと感じたら、我慢せずご相談ください。入れ歯の微調整や定期的なメンテナンスによって、噛み心地も快適に保てます。

毎日のケアと定期検診で、いつまでも「しっかり噛める」お口を守りましょう。

当院では様々な種類の入れ歯もご用意しております。患者様が入れ歯で悩むことのないように、お口の状態をきちんと診断した上で、どのような入れ歯がお口に合うか提案いたします。「入れ歯ページ」もあわせてご覧ください。

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