2020年7月13日

冷たいものがしみる!知覚過敏かも?

暑くなってアイスやかき氷、冷たい飲み物などを口にする機会が増えてきて「冷たいものが歯にしみる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか︖
何が原因で知覚過敏になるのか、知覚過敏はどうすれば治るのか、知覚過敏の原因や対処⽅法についてご紹介いたします。

知覚過敏

 

知覚過敏とは

冷たいもので⻭がしみる、⻭磨きをしているときにブラシが当たるとチクっと痛むなどの症状を知覚過敏と⾔います。歯周病や力強い歯磨きなどが原因で、普段外側に露出してない象⽛質の部分が露出して、刺激が神経に伝わりやすい状態になるため、しみたり痛んだりという症状がでてきます。
冷たいものをよく飲んだり⾷べたりする夏場や、⽔が冷たい冬場に、「知覚過敏かも︖」と感じることが多いようです。

知覚過敏

知覚過敏の原因

主に下記の様な原因があります。
・むし⻭や⻭周病の進⾏
・⼒を⼊れすぎた歯磨きなどで、⻭や⻭茎を傷つけてしまう
・⻭ぎしりや⾷いしばり
・食べ物や飲み物の酸の影響
・加齢で歯茎が下がってきた …など

 

知覚過敏の影響

知覚過敏を放置してしまい悪化してくると、⻭ブラシを当てるだけで痛みが出るため、⻭磨きが不⼗分になります。磨き残した部分に汚れがたまり、むし⻭や⻭周病が進⾏します。その結果、象⽛質の露出が広がり、ますます刺激を感じやすくなります。このように知覚過敏を放置していると、悪循環になり、お⼝にとっていいことはありません。
歯がしみる、違和感があるなど症状が続く場合は早めに⻭科医院で相談しましょう。

 

知覚過敏の対処方法

歯科医院での予防・処置

・フッ素を塗布することで、⻭の再⽯灰化を促して刺激を予防します
・露出した象⽛質の部分にしみ止めの薬を塗ったり、専⽤のコーティング剤でカバーすることで刺激を和らげます
・⻭ぎしりや⾷いしばりが原因の場合は、寝るときに装着するナイトガード(マウスピース)で⻭や⻭茎への負担をできるだけ減らします
・定期的な歯科健診で知覚過敏の原因を予防・早期に対処します

セルフケアでできること

・知覚過敏⽤の⻭磨き粉で継続的なケアを⾏うことで、知覚過敏を予防します
・歯ブラシの柔らかさを見直したり、歯磨きのときは力を入れすぎないように意識して歯や歯茎への負担を減らしましょう
・歯科医院では、ひとりひとりに合った正しいブラッシング指導をしています。正しい歯の磨き方を身につけることで、歯や歯茎への負担を減らしながら、磨き残しをできるだけ減らすことができます

 

参考
テーマパーク8020  https://www.jda.or.jp/park/trouble/index12.html

Lidea  https://lidea.today/articles/452

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