2021年1月20日

見直そう生活習慣

新しい年を迎え、皆さん規則正しい生活を送れていますか︖正月休みやコロナウイルスの影響で、少し疲れも出てきたのではないでしょうか。生活の乱れは、お口にも影響があります。

まずは生活習慣チェックをしてみましょう。

 

☐ 1日3食バランスの良い食生活ができている

☐ 充分な睡眠をとっている

☐ 間食の量や時間、回数をきっちり決めている

☐ 適度な運動ができている

☐ ストレスをうまく発散できている

☐ 食べた後は歯磨きをしている

☐ 喫煙しない

 

チェックが少なかった方は、生活習慣を見直す必要があるかもしれません。

免疫力が落ちているときに風邪をひきやすかったりするのと同じように、お口の中も違和感や炎症など症状が出やすくなってしまいます。

生活習慣が、どのようにお口や身体に影響を与えるのでしょうか。

 

偏った食生活

家にいる時間が長くなり、ついついお菓子に手が伸びていませんでしたか︖

お菓子は、虫歯になりやすい食べ物の特徴(砂糖を含んでいる、歯にくっつきやすい、口に残りやすい、酸性が高い)に当てはまるものが多くあります。

バランスの良い食事をするとともに、時間や量を決めて楽しみましょう。

また寝る前に食べて歯を磨かずに寝てしまうと、お口の中は虫歯になりやすい環境になります。寝る直前には食べない、食べたら歯を磨くなどの工夫が大切です。

仕事や学校が始まっても朝食を抜いたり、代わりにお菓子を食べたりしないように気をつけましょう。

規則正しい生活

 

不規則な生活

睡眠不足、夜更かしをして朝遅くまで起きない、運動不足など、生活リズムの乱れは抵抗力や免疫力が落ちてしまい、細菌が活動しやすいお口の環境につながります。

お口の中だけでなく、体調も崩しやすくなってしまいますので、規則正しい生活を心がけましょう。

 

喫煙

喫煙者は非喫煙者に比べて歯周病にかかりやすく、悪化しやすいという結果が出ています。急に禁煙するというのは難しいと思いますので、少しずつ減らすところからはじめましょう。

喫煙

ストレス

休み明けの学校・お仕事などの疲れや、新型コロナウイルスの影響で思うように外出ができなかったり、運動不足でストレスが溜まっていませんか︖

ストレスは免疫力や抵抗力を低下させ、普段元気なときは抑えられている細菌などが抑えられなくなり、歯茎が炎症を起こして腫れたり、口臭の原因になってしまいます。

ストレス

 

生活習慣の乱れは、思春期以降に急速に増加し、この他にもスマホやゲームなどのやりすぎも、歯周炎に影響があるという結果が出ています。

お口のトラブルはお口だけにとどまらず、様々な疾患を引き起こす可能性もあります。お口と身体の健康を維持するため、これらの生活習慣を少し意識して、実践できることからはじめてみましょう。

 

参考

8020推進財団 https://www.8020zaidan.or.jp/info/meister/advice_08/

厚生労働省 e-ヘルスネット https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-03-011.html

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